『存続』という名の唯一の絶対正義

今日は、私がこれまでの経営の中でたどり着いた、ひとつの「真理」についてお話ししたいと思います。それは、「社員」と「会社役員」の決定的な違いについてです。
結論から申し上げましょう。
両者の最大の違いは、「会社存続義務」を背負っているか否か、この一点に尽きます。
多くの企業がひしめくこの現代において、会社が10年後に生き残っている確率はわずか数パーセントに過ぎないという過酷な統計データがあります。私たちは今、その生存競争のただ中にいます。
こうした厳しい現実の中で、様々な意思決定を重ねるうち、私はある確信に至りました。
会社を存続させ、成長させるという大義名分の前では、世間一般が言う「教科書通りの正しさ」は時に二の次になる。
もちろん、法を犯すという意味ではありません。
私が言いたいのは、耳あたりの良い「綺麗事」や「部分的な正論」に囚われていては、この激流を生き残ることはできないということです。
時に、短期的には痛みを伴う決断や、一見すると非情に思える選択を迫られる瞬間があります。現場から見れば「もっと違う正しいやり方があるのでは」と思うこともあるかもしれません。
しかし、役員とは、そして経営陣とは、どのような嵐の中でも船を沈めない義務を負った存在です。
結果として会社が存続し、持続的な成長を遂げ、社員とその家族の生活を守り抜くこと。
「生き残り、成長し続けること」
これ以上の正しさは、ビジネスの世界には存在しません。結果が全てを証明します。
そして、その成長の果てにこそ、真の豊かさや自己実現があると信じています。
私たちはこれからも、存続という「絶対的な正義」を胸に、果敢な決断を続けていきます。
皆さんも、それぞれの持ち場で、目の前の成果に徹底的にこだわってほしい。共に強い組織を作っていきましょう。
